【シャドバ】プロリーグ観戦でアドを稼ぎまくる5つの作法

 
■記事の意図
・自らがプロリーグを毎週楽しむ上での行動整理
・ただの観戦で終わらず、一歩踏み込んで自分に落とし込むためのポイント把握
 
 
■具体的な行動について
~試合前日~
1. 選手が持ち込むデッキを見る・実際に触ってアドを稼ぐ
 
試合前日のお昼あたりに出場選手の持ち込むデッキが公開されるので、まずは予習を兼ねてそれをチェックする。
 
【注目すべきポイント】
①一般的にTwitterで出回っているリストとの差異はどこか(構築のチューニング)
②その調整は何を意図して行われたものなのか
③デッキ調整・BO3単位で何を仮想敵として捉えているのか
④チームが持ち込んだ4リーダーの組み合わせの意図
⑤これら全ての対戦相手との噛み合わせ・有利不利はどうなりそうか
 
openrecでストリーマーが解説雑談枠をしている事も多いので、それも参考にすると分かりやすい。観戦をより楽しくするという意味ではふんわりで終わってもいいが、自らの上達に落とし込む上では、上記のような予想や構築が、現状の自分の認識とどう異なるのかを突き詰めていくのが特に重要。時間があれば試合までに特に気になるリストを組んで触っておくと◎。
 
 
※真剣にやると休日が潰れるので、その時々の時間的余裕に合わせて柔軟に対応する
 
 
~試合中~
2. 本配信・解説配信(ストリーマー)・Twitterの3面構成で観戦しアドを稼ぐ
 
①本配信
言わずもがなopenrecの試合画面で視聴を行う。
コメントはごく稀に面白いものがあるが、基本は見なくてOKなのでチャットなしで。
良い悪い問わず気になったプレイはメモすると後々吟味しやすい(アーカイブは結構だるい)
 
②解説配信(ストリーマー)
概ね配信者はシャドバのオタクであることが多いので、参考になる解説が聞けることが多い。
出来ればアーカイブなどで複数人分聞くと意見が相対化されるので尚良し。現状ミラーは出来ないようなので取り合えず音声をメインに。
 
レート上位勢やpick上位勢がプレイの感想ツイートをしているので、それをリストにまとめて閲覧。ただ見るだけではなく、特にプレイ内容(ミス)に言及しているものを抜粋して、エッセンスを学び取るイメージで活用すると◎。上手い人たちのプレイに対するぼやきは良質な教材。
 
 
3. 「物語」を楽しんでアドを稼ぐ
 
12節という長い期間、同じ人の試合やコメントに触れることになる。enjuさんの失敗から立ち直りへの期待、圧倒的存在であるさにさんを打倒せんと日々猛追するkeisuke3さんの関係性など、プロプレイヤーそれぞれに物語があり、想いがある。それが昇華されるゲームの場で起きる、運命的な試合展開。まだまだ第3節、絶対これから面白い展開がわんさか見れるはず。折角見るなら、その面白さや感動をファンとして分かち合いたい。どうしても中だるみが発生し得るとは思うので、プレイに限らない「プロ」に対しても、しっかり情熱を向けていきたい。推し選手、推しチームが見つかれば、きっとプロリーグはもっと面白くなる。
 
 
~試合後~
4. (良い・悪いに関わらず)話題となったプレイに対して、抽象化して学び取りアドを稼ぐ
 
毎節6マッチも試合があるので、当然良い意味でも悪い意味でも目立つプレイが幾つか出てくる。それらは概ねTwitterで話題になることが多く、沢山の人が一つのプレイに関して様々な意見を述べるため、折角ならそれを自分に落とし込もうという視点で見るようにする。
 
【具体例】
・守りの思考になっている際の、トップによるリーサル発生に気付くのはプロでも難しいという事が感じられた第3節⇒どう勝つのかのプランニング・「もしかしたらリーサルがあるのでは?」という思考を常に持つのが大事(そしてそれを毎試合行う)
 
 
5. プロの試合結果を受けた環境の変化を予想しアドを稼ぐ
 
良い成績を残したデッキはランクマッチ・JCGなどで増加すると読むことが出来る
⇒それに対するメタ側に回るのか・自分も乗っかるのか
 
 
■後書き  ~ただの観戦で終わらないために~
普通に観戦してツイッターを眺めているだけだと何となくで終わってしまいがちですが、多くの人が同じ試合に対して語るシーンが毎週あるというのは実はかなり有益で、じっくり見回すとそこら中に学びの要素が散らばっているということにこれまでの3節を通して気付く事ができました。
 
特に「プロ」と言われるだけあってミスに関して批判される事が多いです。
 
ですが、観戦者側としてはそれをぼんやりと聞き流すのではなく、「じゃあ自分はそういうミスしないんだっけ?」とか「そのミスを防ぐためにはどういう思考トレーニングが必要なのか」と当事者目線で捉え直す癖をつけ、1節ごとに1つでも具体的な学びを得られると、1プレイヤーとしての観戦の質をより高められそうです。